久しぶりのインドはアーユルベーダを学ぶ旅でした。
アーユルベーダと出会ってからかれこれ10年近く経ちますが、もっと深く知りたいと思いインドへ旅立った訳です。
そして、アロパシー(逆療法)が主流となっている日本の近代社会においてアーユルベーダの役割は大きいのではないかと改めて実感することとなりました。
アーユルベーダとはインドで6つベーダ(知恵or科学)のうちのひとつです。
そのなかに、ご存知の方も多いでしょうがパンチャブータ(PanchaBhoota)といって5元素の考え方があります。
空・風・火・水・地
これを考えるときに、いわゆる視覚的な捉え方をしてしまうとちょっと間違ってしまいます。
考え方としてはその性質を重視したほうが分かりやすいでしょう。
空は空間、大きい...
風は動く、乾かす...
火は熱い、燃やして破壊する...
水は流れる、潤す...
地は場所をあたえる、栄養を蓄える...
という感じです
どんどん連想してみると面白いですね。
この5元素で全ての物質は構成されている。という所から始まります。
長きに伝えられている文化をみても、おそらく私たちの先祖はそのことを現代人より遥かに良く分かっていたのだということに気づくでしょう。
それらに感謝して日々を営んでいたわけですから...
目覚めた朝には、太陽の光に照らされて、水で顔や口を洗うときには、水の感覚を感じます。
できたてのお味噌汁を頂くときには、その温かさに心がほどけるでしょう。
十分に乾いた洗濯物を取り入れるときには、風が通った後みたいにかさかさして、同時に繊維がふわふわした感触が気持ちいいですね。
1日が終わり、お風呂につかる瞬間は、気泡がぷちぷち肌の上で音を立てます。
日々の暮らしの中で
めくるめく世界に感覚を広げてみると
そこに沢山の感動があります。
私が学んだアーユルベーダについては今後クラスやワークショップを通じてシェアしていきますね。
さて、ヨーガやボディーワークをお仕事としてやらせていただいていますが、
私にとってその一番の魅力は人と触れ合うことです。
今後、変わらず多くの方々との出会いを楽しみに
そしてもっとシェアできる場所を創っていきたいと思っています。
さて、それはどんな展開になるかは
今後のお楽しみです。
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