久しぶりの南米旅行記
パタゴニア地方に位置する
Punta Arenasという街
特に具体的な目的もなく
この街に来てしまった私は
到着したなり
スーパーマーケットで量り売りしている
小麦が香ばしいバゲットを口いっぱいにほうばってた...
あとから分かってきたことですが
一般的に南米のスーパーマーケットでは
沢山の種類のパンたちが
どさっと籠に積み上げられており
それを自由にとって
重さを量ってもらいレジへ持っていくというシステムです
どれもこれも素朴でパリッとしていて
素材別(ライ麦、全粒粉、ごま、ハーブetc...)違いに分かれているので
パン好きの私には全部食べたい〜と
小鼻が膨らみます...
ストリートの椅子に座って
堂々とパンをほうばるのは自由を感じます
くだらないことですが
お行儀が悪い
などといわれることも全く無視して
ひたすらほうばるのです
っていうか
ただ、それほどお腹がすいてただけのことですかね
なにせ30時間のバス移動を経てきましたから
お腹が満たされた私は
ぶらぶらと散策
とりあえず旅行会社へ行ってみて情報収集しよう
ガイドブックに書いているエージェンシーを探し
見つけたのは良いが
コレまた南米タイム
12時から2時まではシエスタです
エージェンシーの扉の前で
ため息をつくもう一人の旅行者
二人で苦笑い
どこへ行く予定?
と訪ねた
彼はパイネ国立公園だよ
と笑顔で言った
やっぱり
パイネか...
じゃあ私もいこ〜っと
それから
1時間後、その旅行会社を通じて
パイネ国立公園の入園チケットと数日分のロッジを予約
貧乏旅行の私にはちょっと大きな出費でしたが
一生に一度きりと言い聞かせた
パタゴニア地方は
夜の9時を過ぎても
まだ明るいのです
いい加減
気温が下がってきたので
Paradiseへと戻った
明日の朝はどこでヨーガの練習をしようかな〜と
宿のおねえさんに
庭とかありますか?
と聞くと
イエース! ウィー ハブ ガーデン!
案内されたのは
6畳くらいの裏庭
ヤリッぱなしのがらくた置き場になってる
ある意味すごい修行の場
彼女は
ヨーガの練習?此処でやっても良いわよ
と続く...
私はアー
・・・ムーチョス グラシアス!(めっちゃくちゃありがとう)
このポジティブさを私も身につけよう
と思った
登山をする前は
特殊な緊張感があります
別段飛んだり跳ねたりする訳でもなく
ただ歩くだけなのに
23時を過ぎると
さらに気温が下がり
睡魔が襲って来たので
暖をとって毛布にくりまり寝床についた
いろんなことは明日でいいや...
山の天気は変わりやすい
こんな景色が登山中
しょっちゅう見えます
こんな門構えがこの地方では
よく見かけます